一室まるごとリフォームをご紹介します。
リフォーム内容は、床材と壁紙や襖の張替え、キッチンの機器と配置の変更、バスルームの交換、また屋外の屋根材の破損個所の修繕などです。
まず、キッチンは壁付のI型から、コンロと流し台を分離させたセパレートタイプへ変更。お料理をしながらリビングの様子を見られるようになりました。
リビング隣の和室は畳からフローリングに変え、一続きの間に変身。フローリングに変えても、天井や壁に和テイストの素材を使うことで、和と洋が見事に融合した雰囲気となっています。
バスルームも明るく開放感あふれる空間に仕上がりました。
こちらのリフォームの目玉ポイントは、何といっても檜の無垢材の床材を今回ご紹介していなお部屋も含めて全部屋に敷き詰めたことです。
一般的にフローリングに用いられることが多いのは、木を人工的に加工して作られる集成材(合板)です。品質に安定感があるのが特徴です。
それに対して、無垢材は丸太からそのまま切り出された自然な状態の木材で、使う木の種類によって特徴も変わり、また木そのものなので一つ一つ味わいが異なることが特徴です。天然なので身体に優しい素材で、木本来の香りが感じられます。また、素足で歩いた時の質感は柔らかく、中でも今回使った檜は強度や耐久性に優れています。嗅覚・触覚・視覚に働きかけますよ。